エスプレッソにはまる [カフェ]

カフェをはしごするという遊びを覚えた。

あらかじめ、計画していたカフェを何軒かまわると、短い時間でに何杯かのコーヒーを飲んでしまうことになる。
3軒目ともなると、胃袋がコーヒーで膨れ上がり、若干の苦痛を伴ってくる。

そこで、量の少ないエスプレッソを最近好んで飲むようになった。

店によって、香りと苦味が強いもの、苦味のあとに甘みを感じるもの、苦味ばかりのもの、どれもそれぞれ楽しめるし、お腹が張ることもない。


某老舗のカフェにお昼3時頃行き、窓越しから店内をのぞくと、マスターが休憩を取っている様子だった。
一度何事もなかったように、店の前を素通りした。
さらに、少し離れて、営業時間外でないことを確認し、おそるおそるドアをあけた。

「いらっしゃい、すみません、ご飯できませんよ。」

マスターが申し訳なさそうに挨拶してくれたが、目当ては当然のエスプレッソだったので、ダブルで注文した。



小さいカップにとろりとしたエスプレッソ、こちらのお店は苦味の後にほのかな甘みを感じるものだった。エスプレッソを飲み始めて2度目の経験で、この事を伝えると、マスターはとても嬉しそうに

「お客さんの雰囲気で、淹れ方を変えてるんですよ。」
「豆だけでなく、詰め方や温度で全く別物のエスプレッソになるんですよ。」

と教えてくれた。


1時間程コーヒーについて教えて頂いたり、雑談したりして過ごした後、店を出た。
自家焙煎しているこだわりのカフェ。
エスプレッソの余韻が続いていた。

cafe1.jpg

ViewNX2でトリミング






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